『なぜ起こる?自己評価と会社評価のギャップを埋める方法』

なぜ起こる?自己評価と会社評価のギャップを埋める方法 仕事力を高める

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会社は自分のことを見ていない?

年に1度、会社の評価を受けた時、
納得のいく評価を受けたという人は、ほんの少しでしょう。

そして、納得のいかない人は、1年とても頑張ったという自信や苦労、
もしくは、それなりの実績を出したという証跡があるのではないでしょうか?

それでも、会社はあなたの納得いく評価を出しませんでした。

いったいどうしてこんなことが起こるのでしょう?

 悩んでいる人

それは、会社とあなたの間にいろいろなギャップがあるからです。

このギャップを埋めない限り、毎年評価が下されるたびに
モチベーションが下がり、いずれ会社を辞めてしまうことになるでしょう。

ここで落ち着いて考えてみてください。

納得のいく評価を受けられない理由はもう見えています。

繰り返すと、その答えは「会社とあなたの間にあるギャップ」です。

では、そのギャップがなぜ生まれたのか?

どうすればギャップを埋めることができるのか?

それを解決すればいいわけです。

そして、その答えを探す方法はあります

 推理する探偵

これからお話する内容を自分自身に当てはめて、
行動や考え方を変えていくことで状況はきっと変わってきます。

もしこれからも今の会社で頑張っていくのであれば、
会社への不満を言っていても何も変わりません。

そして、ギャップが生まれた原因ですが、
あなたが悪いわけでも、会社が悪いわけでもありません。

必然的にそうなってしまっていることが多いです。

あなたの人間性や会社の制度を大きく変える必要はないですし、
それには多くの時間が必要になります。
時間をかけても、もしかすると変わらない可能性もあります。

そうではなくて、今の環境に合わせて、
会社に評価される状況を自分で作ればいいわけです。

今からお話する内容を踏まえて、
自分の行動を目標に合わせて修正していきましょう!

会社というものを理解する

まずは、会社とは何かを理解できているでしょうか?

会社とは、組織です

組織とは、多くの人間で構成された集団です。

つまり、みんなで協力して仕事をする集団の中にあなたはいます

 会社のみんな

会社という組織の中で、自分はどの立ち位置にいて、
集団にどのような影響を与えているのか
、今一度見直してみてください。

もし自分自身で考えても、会社に対して悪い影響を与えているなという印象があれば、

もちろん組織全体を俯瞰的に見ている会社は認識しているはずですので、
マイナス評価に近い印象を持っているはずです。

例えば、あなたが周囲の意見を尊重せず、ワンマンで活躍し、
それなりの実績を上げて進めていても、集団目線からすると
仕事がし辛く組織としてはあまりうれしくない場合もあります。

 とても仕事のできる人

逆に、個人の実績はそこまでなくとも、会社の後輩をフォローしたり、
その人の存在によってチーム全体の雰囲気を高める行動ができていれば、
会社はプラス評価に近い印象を持っているはずです。

なぜなら、会社は一人の社員の成長を望むのではなく、
集団として大きくなり、存続する必要がある
からです。

また、一時的な実績を上げたとしても、会社は一時的な評価しか出しません。
それを永続的に続けられるのであれば問題ないですが、なかなか難しいでしょう。

あなたの仕事が、長期的に見て、組織として有益なのかどうか、会社はそこを重視します。

ちなみに、補足しておくと、決してワンマンが悪いというわけではありません。

もしワンマンで活躍できているのであれば、
そのまま会社全体もいっしょに引っ張り上げるような行動がプラス
であれば
会社はあなたを最大限に評価してくれるはずです。

実績に加えて、組織のことを意識した行動が評価のカギになります!

会社の方針を理解する

ここで質問です。

あなたは今期の会社の事業方針を今すぐ後輩に説明できるでしょうか?

 少し不安になっている人

きっと説明できない人が多いのではと思います。

ですが、それは決して恥ずかしいことではありません。

自分の仕事に直結しない目標を読んでも、さっぱり理解できないのは当然です。
忙しければなおさら、どうでも良いことに見えてくるでしょう。

そして、それがあなたに浸透していないのは、経営者や上司の責任です。

社員への説明が不十分ということもあります。
もしくは、なにか不都合があって、あえて説明していないのかもしれません。

また、自分の持ち場で最大限の結果を残せばいい、
その考えに間違いはありません。

では、会社の方針を知らないままでもいいのでは?

 自慢する人

答えはノーです。

そういった人は、結果の出し方に問題がある場合が多いです。

あなたの仕事が会社の向かうべき方向と一致していなければ
いくら大きな成果を上げたとしても、一時的な評価で終わってしまいます

どこの会社にも、事業方針というものが存在し、それは、
今期の方針に加えて、3年、5年先を見据えた中長期の事業計画もあります。

会社はその事業方針に沿って業績を上げていきます。
そして、事業方針は、よほどのイベントがない限り変わりません。

なので、戦略にないことを現場の判断で勝手に進めていても、
会社は「コストを不要なことに使っている」とか、
「方針に従っていない」と判断します

いくらそれが結果として金銭的に成功を収めても、
事業方針に沿わない行動による成果は、会社の利益として認めにくいのです。

目の前では実際に儲かっているのに、評価の対象にしてもらえないなんて、
それでは、あなたも満足できないでしょう。

なので、その方針に沿った行動をあなたが取れているか?
また、あなたの行動は会社と合意できているか?

ということを見直してみてください。

方針は、会社、部署、チームとどんどん自分の仕事に近いものへ
落とし込まれているはずなので、近いものから順に確認し、

わからない内容はガンガン上司に聞いていきましょう!

直属の上司がわからないという場合は、納得できるまで
上にエスカレーションして直接説明をもらいましょう。

そして、方針を理解したら、今の仕事の目標を方針に合わせこんでください

その際は、直属の上司と、あなたの評価を行う人間に説明して了承を得てください。

自分のやりたいことが目標と合わない場合もあると思います。
その場合は、事業方針に盛り込んでもらえないか、上司に相談しましょう!

もしあなたの提案が認められ、事業方針に加えてもらえるようなことになれば、
それで大きな評価につながる可能性もあります!

 喜ぶ人

自分の立ち位置、役割を知る

あなたが会社という組織のどこにいて、

会社はあなたにどのような役割を期待しているか理解することはとても大切です。

あなたが今与えられている仕事、役職、同じチームにいる同僚も、
すべて理由があってそこにいます。

会社がなぜあなたにその仕事をして欲しいのか、
なぜあなたでないといけないのか
を考えてみましょう。

どうしても理由がわからない場合、
役割や責任が自分の考えや能力に合っていない時は、
無理をせず会社に相談し、自分に適した場所を探しましょう。

 疑問に思う人

また、役職や担当のお話だけではありません。

所属するプロジェクトの目標や、客先との関係性、
そして、ともに働く仲間との関係性も踏まえて、

あなたがどのように動けば、
チーム全体目標の達成により早く近づけるのかを考えましょう。

あなた一人が目標に到達しても、周りがついてこなければ意味がありません。

数年後、別の人間が同じ仕事を引継ぎ、続けて今以上の成果を残していくために、
あなたが今できることは何か、何が財産となっていくのか、

仕事の継続性を意識するとより良い評価につながるはずです。

 リレーでバトンを渡す人

他部署、他チームの仕事を知る

自分の担当しているプロジェクト以外に、会社にどんなプロジェクトがあって、
どんな仕事をしているのか説明できるでしょうか?

もしわからない場合は、会社の共有資料など読み漁ってください。

 マニュアルで調べながらパソコンを使う人

なぜ自分の担当外の仕事内容を知っておく必要があるんでしょう?

会社の仕事を把握しておくことで、人の動きが見えます。

人の動きが見えると、会社全体の動向を俯瞰的に見ることができます。

そして、会社の状況が俯瞰的に見えると、
自分の立ち位置や役割が明確に見えてきます

また、事業方針を理解していれば、自分の仕事を他の仕事を絡めたり、
組織全体を意識した動きが取れるようになります。

何か問題がある時に、思わぬところで助けを呼べる可能性もあります。

そうやって仕事を進めていると、
いずれ達成したい目標や責任も自然と大きくなり、会社からの見え方も変わります

何より、自分自身が成長しているのを実感できるはずです。

 成長した人

会社の人事制度と評価システムを理解する

会社があなたを評価する時に、
どんなところを見て、何を基準に評価しているのか

ということを具体的に理解しているでしょうか?

どういう仕組みで今回の評価判定になったのかを理解することは、
自分の評価を上げるという観点から言えば、最も大切な内容です。

なぜなら、評価を上げる攻略法を見つける為のヒントがそこにあるからです。

 仕事のできる人

評価制度の仕組みを理解し、それに従って行動することが
評価アップへの最短ルートです。

では、あなたは今から具体的に何をすべきか?

社員向けに人事評価制度をまとめた資料が会社にあるはずなので、
まずは理解できるまで読みましょう。

納得のいかないところ、理解できないところは、
直属の上司に確認し、もし矛盾があれば、
目を付けられない程度に会社へ提案していきましょう。

評価基準を理解したら、次は目標を設定します。

会社の事業方針、チームの戦略、そして、あなたの役割と立ち位置を踏まえて、
会社が期待する動きに沿った目標を立ててください。

ここで注意点があります。

達成できない非現実的な目標は絶対に立てないこと

大きく出ても、できなければ意味がありません。
目標を高く持つのは良いことですが、無理をせず徐々にハードルを上げていきましょう。

自分の仕事の動向を見て、進んでいる方向に見えているイベント、もしくは、
もう少しで達成できそうなことが既にあれば、それを目標に設定
しましょう。

そして、メインの目標が決まったら、少しチャレンジングな目標を
プラスアルファとして付属させる形で会社には報告してください。

チャレンジ目標の達成がもし無理でも、メインの目標が達成すれば評価はプラスです。
あらかじめ保険をかけておくようなイメージです。

理想より現実を追って確実に階段を上っていくことが大事です。

 階段を上る人

業務実績の積極的なアピールは必要か?

あなたの仕事ぶりを見ている人はいるでしょうか?

実績を上げた時は、会社にアピールしましょう

黙っていても見てくれているさ。

上司であれば見ているのが当然!

それは、こちらが単に理想としている考えです。

確かに正論ですが、現実は違います。

自分でアピールするなんて、ダサいよ。

そんな方法で評価をもらっても価値がない。

言っていることはわからなくもないですが、
黙って仕事しているだけで周りから一目置かれて出世していく、

そんなマンガのようなことはまず起こりません

実績を会社にアピールできない人は、誰にも見つけてもらえないまま、
不満が溜まって会社を辞めることになります。

会社が大きくなればなるほど、あなたの仕事ぶりを理解できている上司は少ないです。
1人1人の日々の仕事など、見ているはずもありません。

そして、アピールがダサいという考えは間違いです。

なぜなら、アピールする能力も、仕事スキルの1つだからです。

会社が見てくれないと感じるならば、
わざとらしくてもいいので前に出て見せていきましょう。

ただし、やりすぎに注意です。会社の空気は読まないとダメです。
その辺りのさじ加減もアピール力として養ってください。

 やる気のある人

信頼できる先輩や上司を見つける

最後にもう、自分の話を正面に受け止めてくれる先輩や上司を探すことです。

どんなにひどい環境でも、積極的にフォローしてくれる上司が中にはいます。
そういった頼れる存在を探して相談に乗ってもらうのも1つの方法です。

 オンライン会議

上司も同じように悩み、組織で仕事をしてきた経験を持っています。

親身になって話を聞いてもらえば、あなたのガス抜きにもなりますし、
理解者がいることでモチベーションアップにもつながります。

そして、もし直属に頼れる上司がいない場合は、
もう1つ上の役職、それでもいない場合はもう1つ上から探しましょう。

最近は在宅ワークなどでなかなか交流を深める機会が少ないですが、
飲み会などあれば積極的に参加して、上司に顔を売っておくことも大切です。

知っている人間に対する評価は無意識に上がります。
さらに、仕事をしている姿も想像しやすくなって良い効果が出ます。

また、上司に名前を憶えられて自分の存在が会社に浸透してくると、
発言力が増し、自由に意見を出しやすくなります

意見が通りやすくなってくると、自分にも自信が出てくる上に、
働きやすくなるので、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください。

まとめ

会社に評価されないのは、あなたが会社のことを理解していないから、
そして、会社もあなたのことを理解していないから
です。

そこにギャップが生まれ、あなたの不満として残るわけです。

まずは、今回お話したことを参考に、
自分の行動を会社に合わせこむことが大切です。

そして、自身を会社に合わせこむには、人事システムの仕組みを理解し、
会社の状況を俯瞰的にイメージできる必要
があります。

もし、それでも、あなたが何か避けられない事情で
今の組織に合わないということであれば、違う組織を探す、
もしくは、フリーランスとして独立するのも一つの手です。

すべて実践しなくても大丈夫です。

できるものから、1つ1つチャレンジして、
自ら状況を変えていきましょう!

 やる気を出す人

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