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主流となっている言語の起源はみんな同じ
現在主流となって開発に使われているプログラミング言語には、
Java、C++、C#、PHP、JavaScriptなど様々な種類があります。
Javaができるようになっても、
他の言語覚える時はまたゼロからやり直しか。。
ほんとにJavaから始めていいのかな。。
今からプログラミングを学習する人は、
こんな不安を持っていたりしないでしょうか?
でも、安心してください!
これらの言語、起源は全部同じC言語なんです。
何が言いたいかというと、
言語によって呼び方や書き方に多少の違いはありますが、
起源が同じなので、基本的な文法の構造は全部同じなんです。
日本語にも方言がありますよね?それに近いイメージです。
つまり、1つ主流な言語を使えるようになれば、
他の言語を学習する時は、言語特有の書き方を覚えるだけで
比較的簡単に習得できるのです!
実際、開発の仕事をする時には、Javaの経験があるからということで、
次の仕事として、C#の開発を任されることもあります。
少々無茶ぶり感はありますが、これが意外と何とかなったりします。
なので、今からプログラミング学習を始める人は、迷わずに、
主流な言語を1つ習得することにまずは集中しましょう!
ほな、学習はじめましょか!(じゃあ、学習はじめましょうか!)
よっしゃ!はじめよか!(よし!はじめよう!)
ちょっと方言を使ってみました。
プログラムを処理する順番
プログラムにはいろいろな種類がありますが、
どんな言語であっても、突き詰めると必ず同じ流れで動いています。
例えば、10行のプログラムがあった時に、
コンピューターがいきなり8行目を実行したりすることはないです。
プログラムは、1行ごとに、上から下へ順番に処理を実行していきます。
例えば、人がお箸でお茶碗に入ったご飯を食べる時どう動くでしょう?
- お箸を持つ。
- お茶碗を持つ。
- お箸をお茶碗に持って行く。
- お箸でご飯をつかむ。
- お箸でつかんだご飯を口に持って行く。
- ご飯を口の中に入れる。
- モグモグタイム!
これこそまさに、プログラムです。
1行1行の手続き(命令)が連続して1つの処理が生まれます。
ある1つの処理に対して、必要な手続き(命令)を考え、
矛盾のないように並べ替ていく作業、それがプログラミングです。
変数|計算する時に使う値を入れる箱
プログラムでは、ある処理を作る時、計算に使う為の箱が必要になります。
はい、意図がわからないと、なぜ箱が必要なのか
さっぱりだと思うので例を使って説明します。
例えば、任意の2つの数字を足し算するプログラムを書く時、
足しあわせる2つの数字が必ず決まっていればいいのですが、
それでは任意の数字を足し算をするプログラムにはなりません。
この場合、足し合わせる2つの数字はまだ決まっていません。
もちろん、答えも決まっていません。
これらの値は、使う時に初めて決まるものです。
ではどうすればよいでしょうか?
ここで必要になってくるのが変数です。
変数とは、値を入れる為の箱のことです。
この例の場合、足し合わせる数字を入れる箱が2つ必要になります。
足し合わせる数字を入れる箱(変数)の名前をaとbとすると、
a + b
で足し算の処理が表現できます!
足し算プログラムを動かす時に、
変数aに1を、変数bに2を入れると、3という答えが出せます。
このように、変数を使うことによって、
「何か値が入ってくる」ということを事前に想定した形で、
計算式の構造だけ用意しておくことができるようになります!
代入|変数に値を入れること
見出しでほとんど説明してしまってますが。
代入(だいにゅう)とは、変数に値を入れることです!
見てください、このドヤ顔!
と、ドヤ顔は置いといて、もっとわかりやすく例で説明します。
先ほどの変数の説明の時に、変数aに1を入れると説明しました。
これをプログラムで表すと、
a = 1
こんな感じです!これが代入です!
代入では、「=」(イコール)を使って変数に値を入れます。
代入先の変数をイコールの左、代入する値をイコールの右に書きます。
算数で言うと、「=」は等しいという意味になりますが、
プログラムでは、「ここに値を入れる」という意味になりますので
間違えないようにしてください。
応用として、足し算の答えを入れる変数をcとすると、
c = a + b
として、変数cに数式「a + b」を代入することだってできちゃいます!
これはつまり、「cに、aとbを足した結果を入れなさい!」
という命令文を書いたことになります。
半角のセミコロン「;」|命令文の終わりを伝える
プログラムでは、1つの命令文の終わりに必ず「;」(半角のセミコロン)をつけます。
こうすることで、プログラムを実行するコンピューターは、
命令文のまとまりを見分けることができます。
先ほどの足し算の例で言うと、変数aに1を、変数bに2を代入する場合、
a = 1 b = 2
と書いてしまいそうですが、これでは、コンピューターから見た場合、
a = 1b = 2
という、まったく意味不明の命令が送られてきたことになります。
1bってなんダヨ!
なんでイコールがさらに続くんダヨ!
となってしまうので、このようにセミコロンをつけてあげることで、
a = 1; b = 2;
コンピューターは、「aに1を代入する」「bに2を代入する」
と2つの命令文として理解して実行できるようになります!
まとめ
プログラムの書き方について少しイメージできたでしょうか?
ここまでの言語共通ルールを整理しておくと、
- プログラムは、上から下に1行ずつ実行される。
- 命令文を書く時は変数を使う。
- 変数には値や数式を代入して使う。
- 命令文の最後には「;」(半角のセミコロン)をつける。
こんな感じです。
今回使った足し算の例をプログラムにしてみると、
a = 1; b = 2; c = a + b;
このように書くことができます。
まだこの状態では、プログラムを実行することはできませんが、
「足し算をする」という処理はこれで成立しています。
次回も、プログラミングの基礎文法について引き続きお話していきます!