『プログラミングの基礎①』言語共通の基本ルールとコードの書き方

プログラミングの基礎①_言語共通の基本ルールとコードの書き方 プログラミングに必要な知識

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主流となっている言語の起源はみんな同じ

現在主流となって開発に使われているプログラミング言語には、
Java、C++、C#、PHP、JavaScriptなど様々な種類があります。

Javaができるようになっても、

他の言語覚える時はまたゼロからやり直しか。。

ほんとにJavaから始めていいのかな。。

今からプログラミングを学習する人は、
こんな不安を持っていたりしないでしょうか?

でも、安心してください!

これらの言語、起源は全部同じC言語なんです。

何が言いたいかというと、

言語によって呼び方や書き方に多少の違いはありますが、
起源が同じなので、基本的な文法の構造は全部同じなんです。

日本語にも方言がありますよね?それに近いイメージです。

つまり、1つ主流な言語を使えるようになれば、
他の言語を学習する時は、言語特有の書き方を覚えるだけで
比較的簡単に習得できるのです!

実際、開発の仕事をする時には、Javaの経験があるからということで、
次の仕事として、C#の開発を任されることもあります。

少々無茶ぶり感はありますが、これが意外と何とかなったりします。

なので、今からプログラミング学習を始める人は、迷わずに、
主流な言語を1つ習得することにまずは集中しましょう!

 やる気を出す人

ほな、学習はじめましょか!(じゃあ、学習はじめましょうか!)

よっしゃ!はじめよか!(よし!はじめよう!)

ちょっと方言を使ってみました。

プログラムを処理する順番

プログラムにはいろいろな種類がありますが、
どんな言語であっても、突き詰めると必ず同じ流れで動いています。

例えば、10行のプログラムがあった時に、
コンピューターがいきなり8行目を実行したりすることはないです。

プログラムは、1行ごとに、上から下へ順番に処理を実行していきます

例えば、人がお箸でお茶碗に入ったご飯を食べる時どう動くでしょう?

 食事をする人

  1. お箸を持つ。
  2. お茶碗を持つ。
  3. お箸をお茶碗に持って行く。
  4. お箸でご飯をつかむ。
  5. お箸でつかんだご飯を口に持って行く。
  6. ご飯を口の中に入れる。
  7. モグモグタイム!

これこそまさに、プログラムです。

1行1行の手続き(命令)が連続して1つの処理が生まれます。

ある1つの処理に対して、必要な手続き(命令)を考え、
矛盾のないように並べ替ていく作業
、それがプログラミングです。

変数|計算する時に使う値を入れる箱

プログラムでは、ある処理を作る時、計算に使う為の箱が必要になります。

 疑問に思う人

はい、意図がわからないと、なぜ箱が必要なのか
さっぱりだと思うので例を使って説明します。

例えば、任意の2つの数字を足し算するプログラムを書く時
足しあわせる2つの数字が必ず決まっていればいいのですが、

それでは任意の数字を足し算をするプログラムにはなりません。

この場合、足し合わせる2つの数字はまだ決まっていません。
もちろん、答えも決まっていません。

これらの値は、使う時に初めて決まるものです。

ではどうすればよいでしょうか?

ここで必要になってくるのが変数です。

変数とは、値を入れる為の箱のことです。

この例の場合、足し合わせる数字を入れる箱が2つ必要になります。

 段ボール 段ボール

足し合わせる数字を入れる箱(変数)の名前をaとbとすると、

a + b

で足し算の処理が表現できます!

足し算プログラムを動かす時に、
変数aに1を、変数bに2を入れると、3という答えが出せます。

このように、変数を使うことによって、
「何か値が入ってくる」ということを事前に想定した形で、
計算式の構造だけ用意しておくことができるようになります!

代入|変数に値を入れること

見出しでほとんど説明してしまってますが。

代入(だいにゅう)とは、変数に値を入れることです!

 推理する探偵

見てください、このドヤ顔!

と、ドヤ顔は置いといて、もっとわかりやすく例で説明します。

先ほどの変数の説明の時に、変数aに1を入れると説明しました。
これをプログラムで表すと、

a = 1

こんな感じです!これが代入です!

代入では、「=」(イコール)を使って変数に値を入れます

代入先の変数をイコールの左、代入する値をイコールの右に書きます

算数で言うと、「=」は等しいという意味になりますが、
プログラムでは、「ここに値を入れる」という意味になりますので
間違えないようにしてください。

応用として、足し算の答えを入れる変数をcとすると、

c = a + b

として、変数cに数式「a + b」を代入することだってできちゃいます!

これはつまり、「cに、aとbを足した結果を入れなさい!」
という命令文を書いたことになります。

半角のセミコロン「;」|命令文の終わりを伝える

プログラムでは、1つの命令文の終わりに必ず「;」(半角のセミコロン)をつけます

こうすることで、プログラムを実行するコンピューターは、
命令文のまとまりを見分けることができます。

先ほどの足し算の例で言うと、変数aに1を、変数bに2を代入する場合、

a = 1
b = 2

と書いてしまいそうですが、これでは、コンピューターから見た場合、

a = 1b = 2

という、まったく意味不明の命令が送られてきたことになります。

1bってなんダヨ!

なんでイコールがさらに続くんダヨ!

となってしまうので、このようにセミコロンをつけてあげることで、

a = 1;
b = 2;

コンピューターは、「aに1を代入する」「bに2を代入する」
と2つの命令文として理解して実行できる
ようになります!

まとめ

プログラムの書き方について少しイメージできたでしょうか?

ここまでの言語共通ルールを整理しておくと、

  • プログラムは、上から下に1行ずつ実行される。
  • 命令文を書く時は変数を使う。
  • 変数には値や数式を代入して使う。
  • 命令文の最後には「;」(半角のセミコロン)をつける。

こんな感じです。

今回使った足し算の例をプログラムにしてみると、

a = 1;
b = 2;

c = a + b;

このように書くことができます。

まだこの状態では、プログラムを実行することはできませんが、
「足し算をする」という処理はこれで成立しています。

次回も、プログラミングの基礎文法について引き続きお話していきます!

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