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パソコンの処理能力を見分けよう!
パソコンにはいろいろな性能があります。
その中でも処理能力を見分けるには、前もって知識をつけておく必要があります。
お店にパソコンを選びに行った時、貼ってあるタグを見ても何のことやらさっぱり、、
という方も多いと思います。
ということで今回は、パソコンの処理能力に関わる部分を説明していきたいと思います。
前回分と合わせて読んでいただくとより理解が深まると思いますので、
ぜひこちらも読んでみてください。
CPU(シーピーユー)の性能と種類を見る方法
パソコンの処理能力に関わるものとして、まず最初に必要な性能は、CPUです。
CPUの基本的な役割については、以下の記事で説明していますので、
まだイメージがついていないという方はぜひ読んでみてください。
パソコンの性能という観点から見たCPUとは、かしこさです!
という説明を多く見かけますが、じゃあ、パソコンにおけるかしこさって何でしょう?
それは、処理をどれだけ速くこなせるかです。
例えば、以下のサイトのパソコン売れ筋ランキングを見てみましょう。
CPUのところには、このように書かれています。
CPU:第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)/2.4GHz/4コア CPUスコア:10146
お、おわかりいただけたでしょうか?
ほんと、さっぱりわからないですよね?
ということで、この例を参考に、1つずつ分解して見ていきましょう!
CPU:第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)/2.4GHz/4コア
CPUスコア:10146
これは、CPUを製造しているメーカーと種類です。
例で言うと、「インテル」が製造メーカー、
「第11世代」「Core i5」「1135G7(Tiger Lake)」が種類です。
製造メーカーはいくつかあるのですが、大体は以下の2社です。
このどちらかが入っていれば間違いありません。
・ intel(インテル) ・ AMD(エーエムディー)
次に、CPUの種類ですが、執筆時点で販売されているパソコンには
主に以下の種類のCPUが搭載されています。
それぞれ、上から順に性能が高いと考えてください。
また、intelやAMDのCPUでここに載せていないものは、
少し古いものか、携帯端末向けのCPUになります。
- Core i9
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Ryzen 9
- Ryzen 7
- Ryzen 5
- Ryzen 3
基本的には、数字が大きい方が処理が速いです。
以下は、やりたいことに合わせた数字の目安です。
3 … 資料作成、Youtubeなどで動画を見る。 5 … テレワークでの会議、オンライン飲み会をする。 7 … 動画編集、オンラインゲームをする。 9 … 高度な解析処理。
何に使うか特に決めていない人はとりあえず5以上を選んでください。
快適なパソコン生活を求める人は7以上を選んでください。
また、例の中にある、「第11世代」「1135G7(Tiger Lake)」というのは、CPUの型番です。
CPUの型番も基本的に、数字が大きいほど新しく性能が高いです。
同じCore i5でも、型番が違うと性能も違います。
といったところで、するどい人はこういった疑問を持つかもしれません。
え、じゃあ、新型のCore i5と、旧型のCore i7ってどっちが性能が高いの?
ご安心ください。
そこで登場するのが、CPUスコアです。
CPU:第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)/2.4GHz/4コア
CPUスコア:10146
何やら数字が書いてありますね。
これは、とある団体が、とある環境の下で、
それぞれのCPUに対して同じ動作テストを行った総合的な結果を得点で表したものです。
このテストをベンチマークテストと呼びます。
ということで、CPUスコアは、簡単に言うとテストの点数ですね。
数字が大きいほど処理能力が高いです。
これでどのCPUがかしこいのか、はっきりわかりますね!
CPU:第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)/2.4GHz/4コア
CPUスコア:10146
次にこの部分ですが、これは、CPUクロック周波数です。
わかります、周波数とか言われても困りますよね。
これは、1秒間にどれだけの量を処理できるかを示しています。
ということで、これも、数字が大きいほど処理能力が高いです。
CPU:第11世代 インテル Core i5 1135G7(Tiger Lake)/2.4GHz/4コア
CPUスコア:10146
最後にこの部分です。これは、コア数と呼ばれるものです。
はい、これも何だかわからないですよね。
コア?え?ココア?
おしい!
これは、同時にいくつの処理を実行できるかを示しています。
あと少しで正解でした。
例で言うと、4コアなので、別の処理を4つ同時に行う性能を持っています。
そうです、あえてココアで言うならば、4杯を同時に作って、同時に飲んだりといった感じです。
す、すごい!!
CPUの見分け方 まとめ
今回はパソコンの性能のうち、処理能力に大きく関わるCPUについて説明しました。
どれがいいのか迷うという方は、とにかく、
知っているメーカーの、できるだけ数字が大きいものを選んでいけば良いかと思います。
また、補足しておくと、パソコンというものはいろいろな性能を持ち合わせて動いていますので、
CPUの性能が高いだけではパソコンは速くならないということになります。