『ストレージとメモリを選ぶ』HDDとSSDの違い|メモリの見分け方

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ストレージとメモリの役割

今回は、パソコンの記憶容量に関するお話です。

ハードウェアの役割の1つに記憶があります。

記憶とはどういった役割か、イメージがつかない方はまずこちらを読んでみてください。

また、前回分が未読の方は、合わせて読んでいただくとより理解が深まると思いますので、
ぜひこちらも読んでみてください。

ストレージの性能と種類を見る方法

ストレージ容量について説明をする前に、このサイトのパソコン売れ筋ランキングを見てみましょう。

そうすると、ストレージ容量のところに、こんな記載がされています。

ストレージ容量:SSD:256GB

あ、また出てきましたね、横文字。
しばらく我慢すると慣れてきますので、頑張ってください。

 英語の授業

用語の説明の前に、そもそも、ストレージ容量って何でしょう?

ストレージって、普段の会話で使わないですよね。

あ、そこのストレージとって!とか、そこにストレージ置いといて!とか。

言わないですねやっぱり。

ストレージ容量とは、パソコンがデータを記憶できる量です。

ストレージ容量:SSD:256GB

ということで、例にある「256GB」は、記憶できる量を数字で表したものです。

数値が大きいほど記憶できる量が多くなります。

そして、データのサイズは「Byte(バイト)」という単位で表します。

また、ByteはBと省略して表記されることが多く、1000倍ごとに単位が変わります。
距離やリットルと同じですね。

Byteの表記
  • B(バイト)    … 最小単位。
  • KB(キロバイト) … 1000B。
  • MB(メガバイト) … 1000KB。
  • GB(ギガバイト) … 1000MB。
  • TB(テラバイト) … 1000GB。

例えば、写真や音楽ファイルは、画質や音質にもよりますが、平均して、10MB程のサイズです。

動画は数十から数百MBなので、この辺りの数字から、
そのパソコンに保存できるデータの数が計算できますね!

では、次にこの部分、「SSD」ってなんでしょう?

ストレージ容量:SSD:256GB

記憶の役割を持つハードウェアには、HDD(ハードディスク)がありましたよね。

HDDとSSDで何が違うのでしょう?

実は、HDDもSSDも役割としては全く同じです。

どちらもデータを記憶するハードウェアですが、
SSDはHDDに代わって最近の主流になりつつあります。

ですが、それぞれ得意不得意がありますので見ていきましょう。

まず、SSDですが、HDDよりも優れている点は以下です。

 SSD

SSDの特徴
  • 衝撃に強く故障しにくい。
  • データを読み書きする速度が速い。
  • ハードウェア本体のサイズが小さい。
  • 動作音が小さく静か。

いや、じゃあSSDでいいじゃん!
ちょっと待ってください、HDD先輩もまだまだ負けてません。

HDDがSSDより優れている点は以下です。

 ハードディスク

HDDの特徴
  • 記憶できるデータ容量が多い
  • 安い

どうでしょう?迷いますよね。

記憶する役割をもつハードウェアとして、
価格が安い上に記憶できるデータ量が多いというのはかなりのメリットです。

ですが、技術の進歩によって、データ容量の多いSSDも登場してきていますし、
SSDが主流になりつつあることで市場に出回る数が増えて、価格もどんどん安くなってきています。

また、HDDとSSDでは、パソコンを使った時の快適さが体感でわかるほど変わるので、
迷ったらSSDが入っているものを選ぶと良いでしょう。

そして、音楽や写真など、たくさんのデータを保存する必要がある場合に、外付けのHDDを使ったり、
デスクトップパソコンであれば、データ保存用にHDDを増設するという方法もあります。

メモリの性能を見る方法

では次に、先ほどのパソコン売れ筋ランキングを改めて見てみましょう。

そうすると、メモリ容量のところに、こんな記載がされています。

メモリ容量:8GB

はい、これは先ほど出てきましたね。
そう、Byte(バイト)です。

ということでこれも、数値が大きいほど処理能力が高いです。

ちょっと待ってください、たった8G?
ストレージ容量は確か256GBだったけど。。

そう疑問に思った方は、HDDとメモリの役割の違いを思い出してください。

メモリの容量は、写真や音楽を保存する容量とは違って、
パソコンが処理に使うデータを記憶する領域なので、

メモリの容量は、処理速度に大きく影響します。

メモリの容量が大きいほど、パソコンが一度に考えることのできる量が多くなります。

現在では、8GBが平均的、16GBは1つ上のグレードと考えてください。

また、メモリに関しては、ノートパソコンでも後から増設できる場合があります。
蓋を開けて差し込むだけなので、自分でもできます。

追加で何GB増設できるのか書かれている場合もあるので、
お店に行ったらまずチェックしてみましょう!

書かれていな時は、後からメモリ増設ができるものなのか、
店員さんに聞いてみてもいいと思います。

メモリ増設をして困ることは基本的にないので、
予算に余裕がある場合は、増設も検討していきましょう!

 家電ショップの店員さん

ストレージとメモリを選ぶ まとめ

今回は、パソコンのストレージ容量とメモリについて、性能という観点から説明をしました。

前回のCPUの説明も含めるとどうでしょう?
お店のタグが少し読めるようになってきたのではないでしょうか?

ここまでの知識でも、パソコンを探すことはもう十分できるようになっていると思いますが、
パソコン選びを失敗しないためにも、次回からは、
基本性能以外の部分で気にしておきたいことをピックアップして説明していきたいと思います!

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