『ソフトウェアとは?①』BIOS、OS、ドライバの役割を簡単に解説

ソフトウェアとは?_BIOS・OS・ドライバの役割 パソコンを知る

【本サイトではGoogleアドセンス、または、アフィリエイト広告を利用しています。】

ソフトウェアとは何かを理解しよう

今回からはソフトウェアの説明です。

皆さんはソフトウェアにどんなイメージを持っているでしょうか?

これからプログラミングを学びたい方は特に興味を持たれていることでしょう。

 やる気を出す人

また、これからパソコンを学んでいく、さらに仕事にしていきたいという方にとって、
ソフトウェアの基本的なイメージを持つことは大変重要です。

もしこの内容を知らずに開発の仕事をしている人は、
自分が何を作っているのか実はよくわかっていない、

ということになります。

細かい情報まで掘り下げて知っている必要はありませんので、
ここに書かれている内容を頭の中でイメージできるようになれば、

もっとパソコンへの理解が深まるようになることでしょう!

 CD、DVD

普段の生活の中でも、
Windows(ウインドウズ)という言葉は一度ぐらい耳にしたことがあるのではないでしょうか。

では、iOS(アイオーエス)とか、Android(アンドロイド)はどうでしょう?
iTunes(アイチューンズ)とかもどこかで聞いたことあるのでは。

実はこれ、全部ソフトウェアです
ですが、種類と役割が違います。

ハードウェアと同じく、ソフトウェアにも種類と役割があります。

クラシック音楽は皆さん聴くでしょうか?

オーケストラでは、指揮者がいて、バイオリン、フルート、チェロなど、
いろいろな楽器がそれぞれのパートを奏でて一つの曲が構成されます。

それに少し似てると思います。

 オーケストラ

それでは、オーケストラ作品の代表、交響組曲ドラゴンクエストでも聴きながら、
さっそくソフトウェアの冒険を進めていきましょう!

ソフトウェアについては、以下でわかりやすく簡単に説明しています!

ソフトウェアの役割と種類 その①

ソフトウェアといっても、いろいろな種類があります。

では、どんな種類があって、一体なにをしているのでしょう?

パソコンの中では、主に以下のソフトウェアが動いています

パソコンの中で動く主なソフトウェア
  • BIOS(バイオス)
  • OS(オーエス)
  • ドライバ
  • アプリケーション
  • ミドルウェア
  • ファームウェア

では、それぞれ、どういった役割があるのでしょう?

順番に説明していきます!

BIOS(バイオス)とは?

BIOSとは、ハードウェアを制御するソフトウェアです。

Basic Input Output System(ベーシック・インプット・アウトプット・システム)の略です。

名前の通り、基本的な入力と出力に関するシステム、ということです。

いやいや、制御するってどういうことなんだ?
って感じだと思いますが、

パソコンでハードウェアを使えるようにするということです。

そして、パソコンの電源を入れて最初に動くソフトウェアが、BIOSです。

電源を入れて、キーボードやマウスが使えなかったらどうでしょう?

モニターを眺めて念じることしかできません。

そして、それではもちろん動きませんし、
その状況でできることと言えば、コンセントを抜いてあきらめることぐらいです。

 パソコンで困っている人 雷でコンセントを抜く人

パソコンを動かす上で必要となるいろいろなハードウェアを
まずは使えるように準備してくれるソフトウェアです。

 パソコンを上手に使う人

OS(オーエス)とは?

OSとは、パソコン全体を管理するソフトウェアです。

Operating System(オペレーティング・システム)の略です。

WindowsやMacOSと呼ばれるものがパソコンのOSです。
また、iOSやAndroidはスマートフォンのOSになります。

 パソコンの設定画面

では、パソコン全体を管理するってどういうことでしょう?

OSはパソコンを動かす為に必要なあらゆる情報を持っています

どんなハードウェアが接続されていて、どんなソフトウェアが入っているのか、
そして、指示に従ってそれを動かしたり、止めたりしてくれます。

なので、基本的には、OSが認識していないハードやソフトは動きません

パソコン全体を管理する基本的なソフトウェアとなるので、
基本ソフトウェアとも呼ばれます。そのままですね。

いろいろと書きましたが、役割が多すぎてここには書ききれませんので、簡単に言うと、
人がパソコンを操作する為に必要となる処理を行うソフトウェアがOSです。

興味があれば、もっと掘り下げて知識を増やすことができますが、今はこの理解で十分です。

ドライバとは?

ドライバとは、ハードウェアを制御するソフトウェアです。

デバイス(機器)を制御するので、デバイスドライバとも呼ばれます。

え?まてまて!
その役割、さっきも聞いたような。。

そう、ドライバは、BIOSと同じ役割を持っています。
でもちょっと違います。

BIOSは電源を入れた後、ドライバはOSが起動した後にそれぞれ動きます。

パソコンには、キーボードやマウス、モニターなど、外部に接続されているハードウェアと、
HDD、CPUなど内部に搭載されているハードウェアがあります。

そして、その種類も様々で、製造しているメーカーによって動きもそれぞれ違います。

BIOSはその中でも、パソコンを動かす上で必要となるハードウェアの制御を行うことで、
パソコンの起動準備をして、その後、OSにパソコン全体の制御を引き渡します。

 リレーでバトンを渡す人

バトンを受け取ったOSは、改めて、接続されているハードウェアの特徴を把握して、
今度は最大限の動作を発揮させる為に、それぞれのハードウェアの特徴を掴んで制御を行います。

しかし、OSは、すべてのメーカーのすべてのハードウェアの特徴を知っているわけではありません。

そこで登場するのが、ドライバです!

ドライバは、基本的に各ハードウェアに1つ存在します。
ハードウェア国のルールを読み取って、OS国に伝える大使的な役割をするのがドライバです。

OSがハードウェアを制御する方法を伝える役割を持っています。

ドライバがいることで、お気に入りのオシャレなマウスが快適に動くんですね!

 通訳する人

ソフトウェアとは?① まとめ

今回はソフトウェアの、BIOS、OS、ドライバの3つの種類と役割について説明しました。

特に、BIOSとOSはパソコンの基本となるソフトウェアです。

ここに不具合があるとパソコンは正常に動きません。
そして、OSが変わると、パソコン全体の動きが変わります。

最新版だからと飛びついて更新してしまうと、
使い方が変わってしまうこともあるので気を付けましょう。

次回は、基本ソフトウェアの上で動くソフトウェアを中心にお話をしていきたいと思います!

タイトルとURLをコピーしました