【本サイトではGoogleアドセンス、または、アフィリエイト広告を利用しています。】
ハードウェアとソフトウェアの関係について
前回までは、ハードウェアとソフトウェアについて個別にそれぞれ説明してきました。
個別にイメージはついたけど、それがパソコンの中でどうなってるの??
イマイチしっくりこないな?そう思っている人も多いはずです。
ハードウェアには実体があるけど、ソフトウェアはどこにあるんでしょう?
ざっくり言うと、パソコンの中で、ハードウェアとソフトウェアはつながっています。
つながってるってどうやって?ってことですが、
踏み込み出すとかなり複雑に絡み合ってあーだこーだなってるのですが、
ここではイメージがつくようにできるだけわかりやすく簡単に説明していきます!
それにしても、ハードとソフトの関係って、言葉だけ見るとあれですよね。
あんまり大きい声では言えないですが、あれですよね。
はい、はじめましょう!
マザーボードの役割について
ハードとソフトのあれな関係を説明する前に、知っておいて欲しいことがあります。
それは、マザーボード(mother board)についてです。
このイラスト、これがまさにマザーボードです。
名前の通り、パソコンのお母さんです。
いや、この人がパソコンを生み出すわけではなくて、
人間の母が地球みたいなこと言うじゃないですか、そんなイメージです。
では、マザーボードはどんな役割を持っているのでしょう?
マザーボードとは、ずばり、パソコンの土台です。
そして、ハードウェアのひとつです。
では、ここでひとつ考えてみてください。
![](https://it-road.com/wp-content/uploads/2022/03/illust_quiz_woman-150x150.png)
CPUやHDD、メモリなどは、
どうやってパソコンとつながって、
お互いに電気信号をやりとりするのでしょう?
まさか彼らは、パソコンの中でそれぞれ浮かんでいて、
CPUから触手のようなものがニョーンって出てきて、
HDDの触手のようなものと手をつないだ瞬間、
電気信号がバチっと送られて、それで意思疎通をしているとか!
いやいや、違います。
そこで登場するのが、そう、マザーボードです!
マザーボードは、CPUやHDD、メモリを搭載するスペースをそれぞれ持っています。
そこにガシャコンと取り付けることで、みんな仲良く電気信号をやり取りできるようになります。
マザーボードは電子回路の基盤でできています。
電子回路の基盤とは、電気信号を通す道路のようなものです。
![ハードウェアの動きと人の動きを比較したイメージ](https://it-road.com/wp-content/uploads/2022/04/about-hardware-2_role_flow.jpg)
こちらの記事で紹介した上のイメージを覚えているでしょうか?
キーボードで入力を行って、HDDやCPUを介して、モニターへ出力する処理の流れ、
そうです、このイメージの土台にマザーボードがいるのです!
パソコン内部に搭載されているハードウェアは基本的にマザーボードの上で動いています。
はじめに土台と説明した意味が伝わったでしょうか。
パソコン内部の構造について
マザーボードについてイメージがついたところで、次は、パソコンの構造について見ていきましょう。
パソコンってどうやって組み立てられているのでしょう?
まずは、下の写真を見てください。
![パソコンの中にあるハードウェア](https://it-road.com/wp-content/uploads/2022/04/hard-and-soft_pc_inside.jpg)
なんでしょうこれ?
こ、これ、実はパソコン開けたところです。
キャー!はずかしい!
写真で見た通り、マザーボードにCPUやHDDやメモリが取り付けられています。
取り付けもほんとに簡単です。
取り付ける場所が決まっているので、そこにそれぞれ専用のコードなど使って差し込むだけです。
レゴができる人はきっと誰でもできます。
他にも、DVDやブルーレイを読み込むためのディスクドライブや、キーボード、マウス、
また、スピーカーやモニター、そして、電源を取り込むためのユニットまで、
すべてのハードウェアはマザーボードに接続されます。
ソフトウェアは一体どこに存在するのか?
ハードウェアの構造が見えてきたところで、次はソフトウェアについてです。
実態のないソフトウェア、いったいどこにいるんでしょう?
答えは下の図にあります。
![ハードウェアに入っているソフトウェアの種類](https://it-road.com/wp-content/uploads/2022/04/hard-and-soft_relation.jpg)
マザーボードにはBIOSが、
HDDにはOS、ミドルウェア、ドライバ、アプリケーションが、
また、キーボードやマウスなど、
外部接続するハードウェアにはファームウェアがそれぞれ入っています。
それぞれのハードウェアは、マザーボードを経由して電気信号を受け取り、
内蔵しているソフトウェアにて処理を行っているのです。
BIOSやOSなど、ソフトウェアの詳細についてイメージがついていない方は、
ぜひこちらを読んでみてください!
ハードとソフトの関係 まとめ
ハードとソフトのあれな関係について理解できたでしょうか。
簡単に言うと、ハードウェアの中にソフトウェアが入っているということになります。
ハードとソフトは一体となって動いています。
ソフトが存在するためにはハードが必要ですが、ハードが動くためにはソフトが必要になります。
人間で言う、体と脳の関係に近いのではないでしょうか。
次回は、パソコンが起動するまでの流れを整理していきたいと思います!