『Excelとは?』拡張子とバージョン|画面の構成

『Excelとは?』拡張子とバージョン|画面の構成Excelの使い方

Microsoft Excel(エクセル)とは?アプリの特徴は?

Excel(エクセル)とは、Windowsで有名なMicrosoft社が開発した
Office(オフィス)という事務処理向けソフトウェアの1つです。

Officeは、パソコンを使っている会社であればどこでも目にするソフトです。

また、Excelは表計算を行うことを目的に開発されたソフトです。

表計算ソフト(アプリ)については、こちらを参照してください。

Excelの特徴のひとつとしては、バージョンの概念があることです。

元々、有償のソフトウェアとして売り出されているものなので、
以下の通り、年々新しいバージョンのExcelが発売されています。

  • Excel95
  • Excel97
  • Excel2000
  • Excel2002
  • Excel2003
  • Excel2007
  • Excel2010
  • Excel2013
  • Excel2016
  • Excel2019
  • Excel2021

では、バージョンが違うと何が違うのか?ということですが、

基本的に表を作るという機能としては変わりありません。

ただ、当然ながら、バージョンが上がる程、表に対する細かなカスタマイズや、
使える数式が豊富であったり、特殊な処理をつけることができる
ようになります。

また、Excelごとに対応しているOSも違いますので、
お使いのパソコンのWindowsが新しいと、
古いバージョンのExcelが動かないといったこともあります。

しかしながら、古いバージョンのExcelで作ったファイルを、
新しいバージョンのExcelで開くことはできます。

逆に、新しいバージョンのExcelで作ったファイルを、
古いバージョンのExcelで開く場合は、

互換ツールというものを追加でインストールする必要が出てきます。

このように、同じExcelで作成したファイルと言っても、

例えば、自宅のパソコンで作ったExcelファイルを、
友人の家で開こうとすると開けないということが起こる場合もあるので、

 パソコンで困っている人

Excelを使う際は、バージョンの概念を把握しておくと良いでしょう。

昨日の夜遅くまでがんばって作りましたよ!見てください!

なんて言って持って行ったのに、ファイルが開けなくて、
あれ?あれ?なんて、想像しただけで冷や汗出ますよね。

Excelの拡張子とバージョンの関係

Excelブックと呼ばれるファイルには、当然ながら拡張子がついています。

以下の記事の通り、テキストファイルであれば、拡張子は「.txt」でしたが、

Excelには複数の拡張子が存在します。

表を作成する際に使った機能であったり、
Excelのバージョンによって、ファイルの形式が決まる為、

同じExcelで作ったのに違う拡張子のファイルができるのです。

ですが、すべてを覚える必要はありません!

普段使うものとしては、今から紹介する3種類です。
まずはこれだけ覚えましょう!

あとは、必要になった時に覚えればいいです!

拡張子説明
.xlsExcel2003以前のバージョンで作成したファイル。
.xlsxExcel2007以降のバージョンで作成したファイル。
.xlsmExcel2007以降のバージョンでマクロ機能を使用しているファイル。

標準のExcelファイルとして最もよく使われるのは「.xlsx」です。

Excel画面の主要なパーツの名称と役割

では、これから使い方を説明するにあたって、
画面にある各パーツの名前と役割についていくつか説明しておきます。

まず最初に、Excelで作成したファイルのことをブック」と呼びます。

画面全体をブックと呼ぶこともあります。

 本

次に、Excelのファイルが「ブック」と呼ばれるからには、中にページがあります。
画面の下の方を見ると、「Sheet1」と書かれたタブがありますね。

このタブをクリックすると、対応したページが表示されます。

Excelでは、このブック内の各ページをのことを「シート」と呼びます。

ブック作成時は1シートのみですが、追加したり削除できます。
1つのExcelファイル内にいろいろな種類の表を作成したい場合に使います。

最後に、シート内にある、1つ1つの箱を「セル」と呼びます。

ここに文字や数値を入れて表を作成していきます。

この「ブック > シート > セル」の親子関係を覚えておいてください。

Excel画面の各パーツの名前_1

表を作成する時に使うパーツの名称と役割

次に、操作部の各部名称についてお話をします。

まず、画面のヘッダの下にある操作パネルを「リボン」と呼びます。

リボンでは、表のデザイン設定や、画像の挿入、印刷設定など、
Excelの表に対して行う操作すべてをここで行います。

次に、リボンの左下にあるボックスを「名前ボックス」と呼びます。

名前ボックスには、現在選択中のセルの名前が表示されます。

各セルは、列のアルファベットと行の数字を組み合わせて指定します。

例えば、下のイメージでは、「A1」のセルが選択されている状態になります。

また、名前ボックスに直接名前を入力することで、
指定したセルを選択することもできます。

そして、リボンの右下にあるボックスを「数式バー」と呼びます。

数式バーには、セルに入っている数式や値が表示されます。
セル上には計算結果が表示されるのですが、

表示されている値がどんな数式で計算されたものなのかなど
確認したり、数式を直接編集する際に使います。

Excel画面の各パーツの名前_2

まとめ

Excelの使い方を覚える上で必要となる基礎知識について説明をしました!

特に、ブックとシートとセルの関係性については、

これから覚える数式や、条件付き書式、
Visual Basicというプログラミング言語を

Excelで使う際に大変重要となりますので、

各パーツ同士の親子関係については、
すぐにイメージできるようにしておきましょう!

次回からは、Excelの基本操作について説明を進めていきます!

タイトルとURLをコピーしました